【実体験】子どものスマホ・SNS対策|中学生の親が見つけた”禁止しない”見守り方
我が家には中学生の娘がいます。クラスの8割くらいがスマホを持っていて、もはや珍しくない時代。でも正直なところ、最初は不安でいっぱいでした。ニュースでは子どものSNSトラブルや犯罪被害の話題をよく目にしますから。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?デジタル時代の今、スマホやネットとの付き合い方を学ぶのも大切なスキルかもしれません。我が家の場合を少しお話ししたいと思います。
実際あった出来事 ~LINEグループでのトラブル~
娘の学年では、実際にトラブルがありました。夜遅くまでLINEで盛り上がるクラスがあったり、自撮り写真をアップする男の子がいたり。結局、一部の生徒から学校に報告があって、各クラスで指導が入りました。学年LINEは解散、クラスLINEもやり取りを控えめにすることに。
でも、これって意外と良い経験だったかもしれません。スマホを完全に禁止している家庭ももちろんありますが、友だちの輪から取り残されているように見えて、少し気になります。むしろ、こういったトラブルと向き合い、乗り越えていく経験も必要なのかもしれません。
スマホって、意外と役立っている!
実は日常生活で、結構便利に使っているんです。
- 「今日のテスト範囲って何ページまで?」
- 「教科書忘れた!宿題のページ写真送って~」
- 「衣替えっていつから?」
こんなやり取りを通じて、子どもたちは自然とデジタル社会での付き合い方を学んでいます。
子どもを守りたい親の気持ち。フィルタリングのホントのところ
子どもを守るために、フィルタリングは確かに大切です。大きな怪我をしてからでは遅いですからね。でも、ただ制限をかけるだけじゃないんです。実は、親のITスキルも重要なポイント。私たち親も一緒に学んでいく必要があります。
我が家では、まずはiPhoneのスクリーンタイムから始めました。使用履歴は確認できますが、あえて制限はかけていません。その代わり、小さい頃から「何か困ったことがあったら、すぐに言ってね」と声をかけ続けてきました。
わが家の見守り方 ~叱らずに寄り添う~
実は一番大切なのは、子どもとの信頼関係かもしれません。相談されたときは叱らず、一緒に考えるようにしています。その積み重ねのおかげか、娘は自分でネットの危険を察知する力が身についてきて、気軽に相談してくれるようになりました。
「ねぇ、ちょっと変なメッセージが来たんだけど…」
そんな風に話しかけてくれるようになった時は、正直ホッとしました。
これからの親子関係 ~一緒に学んでいこう~
完全禁止?それとも放任?正直、絶対的な正解はないと思います。でも、これからの時代を生きていく子どもたちには、スマホやネットとの上手な付き合い方を学ぶ機会が必要なんじゃないでしょうか。
大切なのは、子どもと一緒に学び、成長していく姿勢。見守りつつ、必要な時には話し合い、でも過度な制限はしない。我が家なりのバランスが、少しずつ見えてきた気がします。
みなさんも、お子さんとの対話を通じて、ご家族なりの答えを見つけていけたらいいですね。
なんだか心配、でも禁止するのもなぁ…そんなふうに悩んでいる方の参考に、この記事がなれば嬉しいです。一緒に、デジタル時代の子育てについて考えていきましょう。