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メモリは何GB搭載すれば快適なのか

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パソコンの動作が重い。もしかするとメモリ不足が原因かもしれません。メモリ不足で、なぜパソコンが遅くなるのか。メモリの役割を知れば理由がわかります。

この記事では、パソコンの重要な役割を担っているメモリについて解説します。メモリの知識は新しくパソコンを購入するとき、きっと役に立つはずです。

パソコンにおけるメモリの役割とは?

メモリとはデータを記録するパーツです。

メモリはストレージから読み出したデータを一時的に記録しておく場所です。逆にデータを長期間にわたって保管しておく場所として、HDDやSSD等のストレージがあります。

メモリはストレージに比べてデータにアクセスする時間が速いです。そのため一時的な保管場所としてメモリが使用されます。

なんだか小難しい話になってしまいましたので、メモリの役割を身近なものに例えて説明します。

メモリの役割、例えるなら「まな板」

メモリの役割「まな板」

メモリの役目ですが、料理に例えると分かりやすいです。料理人がCPU、ストレージが冷蔵庫、メモリが「まな板」となります。

大きな「まな板」を使えば、多くの食材を広げて下準備ができるのに対して、まな板が小さいと冷蔵庫から何度も食材を出し入れしなければならず、作業効率が悪くなります。

この話をメモリに置き換えてみてください。

メモリが大きければ多くのデータをメモリ上に置いておけますが、小さい場合、最低限必要なデータのみをメモリ上に展開して、不要になったらストレージに書き出したり、必要になったらストレージがから取り出す必要があります。

メモリ不足でパソコンが遅くなる原因は?

メモリが不足してしまうと、メモリ上のデータは一旦ストレージに書き込まれます。ストレージがHDDだった場合は書き込み速度が遅いため処理に遅延が発生します。

またストレージの残り容量が少なくなっていると、一時ファイルの作成と保管が効率的に行えなくなります。

メモリ不足になるとメモリが効率的に使えず、パソコンの動作を重くする原因となるのです。

パソコンを購入するときの搭載メモリの目安

この記事をご覧の方は、メモリ不足しないようにするには、何GB搭載すれば良いのか、快適になるのかが知りたいところだと思います。

Windows 11のシステム要件は、メモリは4GB以上必要となっています。メモリを4GB搭載しているパソコンであれば、Windows 11を動かせます。システム要件は、最低限の基準なので4GBあれば動きはするものの快適ではありません。

以降、用途別に快適に動作するメモリ容量を紹介します。

8GB:Officeアプリメイン

インターネットで調べのしながら、ドキュメントを作成する用途であれば、8GBあれば快適になります。システム要件の4GBだと、〇〇しながら××といったマルチタスクだと動きはするが、メモリ不足に陥り動作が重くなります。

16GB:Web会議+Officeアプリ

ドキュメント作成だけでなく、Web会議など、複数のアプリの使用を想定しているのであれば搭載するメモリは16GBがおすすめです。

16GBあれば、Web会議しながらOfficeアプリやブラウザを起動していても、メモリ不足でパソコンの動作が重くなる可能性は低いです。

32GB:写真や動画編集

4K動画、高解像度の写真現像(RAW)など、パソコンに高負荷となる作業を考えているのであれば、32GB以上のメモリ搭載が望ましいです。

CPUがどれほど高性能だったとしても、メモリ不足に陥るとストレージへのアクセスが頻繁になり処理速度がガクンと落ちます。高負荷の作業を行う場合は、CPUなどの性能だけでなく、メモリの容量にも配慮が必要です。

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結論:16GB確保できれば快適

メモリは予算があるならあるだけ積むのが正解です。

メモリに余裕があれば、CPUの性能をフルに発揮できます。とはいえ、ほとんどのユーザーは、Officeアプリと〇〇のような使い方になると思うので、16GB確保できれば快適にパソコンの利用ができるはずです。

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