こんな症状が出たら要注意!パソコンのウイルス感染チェック方法
「最近、パソコンの動きが妙に遅いな…」
「知らないプログラムが勝手に起動するけど、大丈夫かな?」
「広告が次々と表示されて、いつもと様子が違う…」
こんな経験はありませんか?
実は、これらの症状はパソコンがウイルスに感染している可能性があります。でも、大丈夫。この記事を読めば、自分のパソコンが安全かどうかを簡単にチェックできます。また、もし感染してしまっても、その対処方法が分かります。
この記事で分かること
- パソコンの調子が悪いときの原因チェック方法
- 安全を取り戻すための具体的な対処手順
- 面倒くさくない予防方法
パソコンの様子がおかしい?3つのポイントをチェック!
パソコンの調子が悪くなったとき、どこを見ればいいのか分からないですよね。でも大丈夫。次の3つのポイントを確認するだけで、ウイルス感染の可能性が分かります。
チェックポイント1:動作がいつもと違う
こんな症状が出ていませんか?
【要注意】パソコンが遅い&バッテリーが減る
- 電源を入れてから、画面が表示されるまでが、いつもの2倍くらいかかる
- マウスの動きがカクカクする
- ファンの音が急に大きくなった
- プログラムの起動に時間がかかる
- ノートパソコンのバッテリーがいつもより早く減る
(例:2時間持っていたバッテリーが1時間も持たなくなった)
【要注意】動作が不安定
- プログラムが突然終了する
- 青い画面(ブルースクリーン)が出る
- 勝手に再起動する
チェックポイント2:見たことないものが表示される
普段見かけないものが表示されたら要注意です。
【要注意】不審なプログラム
- 知らないプログラムが勝手に起動する
- タスクマネージャー(Ctrl+Alt+Deleteで表示)に見たことない名前が並んでいる
- パソコンを起動すると、知らないプログラムが動き出す
【要注意】おかしな広告
- ポップアップ広告が次々と表示される
- いつも見ているサイトなのに、変な広告が表示される
- デスクトップに広告が表示される
チェックポイント3:設定が勝手に変わる
パソコンの設定が勝手に変更されるのは、とても危険なサインです。
【要注意】ブラウザの変更
- ホームページが知らないサイトに変わっている
- 新しいツールバーが追加されている
- 検索エンジンが変わっている
【最重要】セキュリティの変更
- ウイルス対策ソフトが起動できない
- Windows Defenderが動かない
- 設定が変更できなくなっている
ウイルスかも?と思ったらこの3ステップ!
あわてずに、順番に対処していきましょう。
Step 1:まずはネットを切る!(1分でOK)
パソコンがウイルスに感染したかも?と思ったら、まず、インターネットとの接続を切りましょう。
やることは簡単!
- LANケーブルが繋がっていたら抜く
- Wi-Fiをオフにする
画面右下のWi-Fiアイコンをクリックして、オフにするだけでOK。
これだけで、他のパソコンへの感染を防げます。
Step 2:セーフモードで起動(5分でOK)
セーフモードは、パソコンを最小限の機能だけで起動する方法です。ウイルスの活動を抑えることができます。
■ Windows10/11での簡単な起動方法
- スタートボタン(左下の Windows マーク)をクリック
- シフトキーを押しながら「再起動」をクリック
- 青い画面が表示されたら「トラブルシューティング」を選ぶ
- 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」
- 4番の「セーフモード」を選ぶ
これで準備完了です!
Step 3:ウイルスチェックを実行(30分程度)
Windows標準のウイルス対策ソフト(Windows Defender)でまずはチェック。
■ Windows Defenderでのチェック方法
- スタートメニューで「Windows セキュリティ」を検索
- 「ウイルスと脅威の防止」をクリック
- 「スキャンの実行」をクリック
これだけでOK!あとは結果が出るまで待ちましょう。
これだけ守れば安心!かんたん予防3か条
ウイルス対策で大切なのは予防です。でも、難しいことは覚えなくてOK。この3つを守るだけで、大丈夫です。
その1:Windows Updateは必ずする
Windows Updateの通知が来たら、面倒くさがらずにやりましょう。
これだけで、新しいウイルスへの対策ができます。
その2:Windows Defenderを活用しよう
実は、Windowsに最初から入っているWindows Defenderが、とても頼りになる味方なんです。
▶ 【詳しく】Windows Defenderの機能と設定方法を徹底解説
最近はどんどん機能が良くなって、無料なのにしっかり守ってくれます。
使い方も簡単!
- 画面左下の「スタート」から「設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選ぶ
- 「ウイルスと脅威の防止」をクリック
- 「クイックスキャン」をポチッとするだけ!
週に1回くらいチェックする習慣をつけると、もっと安心です。
もちろん、有料のウイルス対策ソフトを使っている場合は、そちらを動かしたままにしておきましょう。
その3:怪しいものはクリックしない
- 知らない人からのメール添付ファイル
- 突然表示される「おめでとうございます!」という広告
- 「お使いのパソコンは危険です!」という警告画面
これらは、すべて無視して大丈夫です。
心配なときは相談しよう!
自分で対処しても良くならない場合は、パソコンに詳しい知人に相談してみましょう。身近に相談できる人がいると、こんなときとても心強いですよね。
特に次のような場合は、すぐに相談することをおすすめします。
- 大事なファイルが開けなくなった
- 仕事で使っているパソコンが感染した
- ネットバンキングを使っていた
- 家族のパソコンも調子が悪い
もし身近に詳しい人がいない場合は、パソコンメーカーのサポート窓口に相談するのも良い方法です。
まとめ
パソコンのウイルス対策は、難しく考えなくてOK!
この記事で紹介した簡単なチェックと予防を心がけるだけで、大切なデータを守ることができます。
ちょっとおかしいな?と思ったら、この記事を見返してみてください。きっと、あなたのパソコンを守るヒントが見つかるはずです。