パソコンを守ろう!フリーソフトの安全ダウンロードのススメ
フリーソフトとは、無料で利用できるソフト(アプリ)のことです。PDFを編集・加工するための「CubePDF Utility」、ファイルを圧縮・解凍するための「Explzh」「7zip」など、パソコンライフを快適にする便利なフリーソフトが多くあります。
便利なフリーソフトですが、「悪意があるもの」「広告か仕込まれているもの」があるため、フリーソフトを入手する際、危険性をしっかり確認しておく必要があります。
フリーソフトには危険なものがまぎれている
危険なフリーソフトを利用したため、システム破壊、情報漏洩してしまう。ランサムウェア(大切なデータを人質に取り金銭を要求するウイルス)の被害にあってしまう。といった話は珍しくないです。
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「怪しいフリーソフトは使っていないから問題ないよ」
そのようなことはないです。例えば、非常に有名で信頼されているフリーソフトでも、それを配布しているサイトが信頼できない場合、あなたのパソコンはウイルスやマルウェアに感染するリスクがあります。
どのサイトからダウンロードしたかがポイントです。
過去バージョンがほしくてダウンロードした経験はありませんか?
過去バージョンがダウンロードできるサイトには危険なものが、まぎれいている可能性が高いです。悪意のあるサイトでは、本当のフリーソフトに広告や悪意のあるコードを埋め込まれています。
フリーソフトは「安全なサイトからダウンロードする」ことが大切です。
安全なサイトからダウンロードするには?
安全なサイトとはどのようなサイトでしょうか?
ここではフリーウェアをダウンロードする上で、安全と判断できるサイトを紹介します。
Microsoft Store からダウンロード
Microsoftが運営するオンラインストアです。ソフトウェアやハードウェアを取り扱っています。
ソフトウェアはMicrosoftが事前にチェックしており安全性が高いと言われています。
過去に仮想通貨のマイニングを裏で実行する不正ソフトが公開されました。しかし、すぐに削除する対応を取っています。また多くのユーザーが利用していますので、問題があった場合はすぐに発覚する点もポイントです。
安全性の高い老舗からダウンロード
「窓の杜」や「ベクター」は、供給者による厳格な審査や独自のセキュリティチェックを行うことで、ユーザーに安全かつ信頼性の高いソフトのみを提供することを約束しています。またMicrosoft Storeと同様に多くの利用者がいるのも特徴です。
「窓の杜」は、掲載ソフトを厳選しているため特に安全性は高いです。「ベクター」は多くのソフトが掲載されており、掘り出し物が見つかることもあります。
開発元サイトからダウンロード
フリーソフトの開発元サイトからダウンロードも安全です。第三者によるマルウェアやウイルスの埋め込みはありません。ただし悪意のある開発者でないことが前提です。
パソコン歴が浅い方は、Microsoft Store、窓の杜、ベクターからダウンロードが無難です。
ウイルス対策ソフトによるチェック
ここまで安全性の高いダウンロードサイトを紹介してきましたが、あくまでも「安全性が高い」というだけで、ウイルスの混入率はゼロではありません。
フリーソフトの利用は最終的には自己責任となります。そのため最低限の自己防衛として、ウイルス対策ソフトでチェックがお勧めです。
Norton Security には「ファイルインサイト」という機能があります。インストールする際に、ソフトウェアを自動でチェックして、「インストールユーザー数」「ファイル最新性」「安全性」の情報を表示してくれます。
利用者は3つの情報を元にインストールするか判断できます。フリーソフトをよく利用する方は、Norton Securityは重宝するウイルス対策ソフトになります。
安全なフリーソフトの利用方法まとめ
フリーソフトにはマルウェアやウイルスが、混入しているケースがあります。それらの危険を回避するための方法が下記となります。
- 安全なサイトからダウンロードする
- ウイルス対策ソフトでチェックする
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たった2つの方法を守るだけで、フリーソフトを安全に利用できます。