【保存版】パソコン購入の失敗しない手順|初心者でもわかる7つのステップ
「パソコンを買いたいけど、何を選べばいいか分からない…」
「スペックの意味がさっぱり理解できない…」
「高いものを買って後悔したくない…」
そんな悩みを抱えていませんか?この記事では、初めてパソコンを購入する方でも失敗しない、7つの具体的なステップをご紹介します。
STEP1:予算を決める
「とにかく安いものを選びたい」
そう考えていませんか?でも、実はそれが最大の落とし穴なんです。パソコン購入で最初に決めるべきは適切な予算です。
予算を検討するときのポイント
- 3-5年は使うことを想定しましょう
- 分割払いの場合は金利も考慮する必要があります
- 5万円以下の激安モデルは避けましょう
- 予算はパソコン本体に集中させましょう
STEP2:タイプと用途を明確にする
「ノートパソコンとデスクトップ、どっちを選べばいいんだろう…」
これは本当によく聞く質問です。結論から言うと、答えはあなたの生活スタイルにあります。
ノートPCが向いている人
- 出張や外出が多い方
- カフェで作業したい方
- 部屋を移動しながら使いたい方
- 収納スペースが限られている方
デスクトップPCが向いている人
- 家で集中して作業する方
- 動画編集やゲームを楽しみたい方
- 大画面で作業したい方
- コストパフォーマンスを重視する方
実は同じ予算でも、デスクトップPCの方が高性能なものが手に入ります。ただし、モニターなどの周辺機器は別途必要になることも覚えておきましょう。
STEP3:実機チェックと口コミの確認
店頭での実機確認は理想的ですが、メーカーによって状況が大きく異なります。
メーカー別の確認方法
メーカー | 実機確認のしやすさ | 備考 |
---|---|---|
Lenovo | しやすい | 量販店で多くの機種を展示 |
Apple | しやすい | 直営店でじっくり確認可能 |
VAIO | しやすい | 主要量販店で展示あり |
DELL | しにくい | 法人向けモデル中心で展示は限定的 |
HP | しにくい | 法人向けモデル中心で展示は限定的 |
実機を確認できない場合は、以下の方法で情報を集めましょう。
情報収集のポイント
- Amazonのレビュー(特にキーボードの打ち心地に関する口コミ)
- YouTubeのレビュー動画
- PC専門サイトのレビュー記事
特にキーボードの打ち心地は個人差が大きいポイントです。可能であれば、同じメーカーの別モデルでもいいので、実際に触れる機会を作ることをおすすめします。
STEP4:納期と受け取り方法を検討
パソコンの購入方法として、Amazonとメーカー直販サイトをおすすめします。どちらも以下のような特徴があります。
Amazonでの購入
- 返品がスムーズです
- プライム会員なら配送料無料です
- 豊富な商品レビューで実際の評価が分かります
- 在庫があれば最短で翌日に届きます
メーカー直販サイトでの購入
- カスタマイズモデルが選べます
- メーカー保証が確実です
- キャンペーンセールが豊富です
- 初期不良時の対応がスムーズです
配送時の注意点
- 配達日時は必ず指定しましょう
- 開封時は動画撮影をしておくと安心です
- 箱や緩衝材は1週間程度保管しておきましょう
STEP5:スペックを確認する
パソコンの性能を決める重要な要素がスペックです。中でも最も重要なのが、頭脳にあたるCPUとメモリ(RAM)です。
CPUの選び方
- 文書作成やネット閲覧なら「Core i3」「Ryzen 3」クラス
- 動画編集や画像加工なら「Core i5」「Ryzen 5」以上
- ゲームや3D作業なら「Core i7」「Ryzen 7」以上
CPUグレード | 性能 | 代表的な用途 |
---|---|---|
Celeron | 低 | インターネット閲覧、メール、文書作成などの軽い作業 |
Core i3 | 中 | 日常的な作業、軽いゲーム |
Core i5 | 高 | 高負荷な作業、動画編集、ゲーム |
Core i7 | 非常に高 | プロフェッショナルな作業、高度なゲーム |
Core i9 | 最高 | 最先端の処理能力を必要とする作業、ヘビーなゲーム |
Ryzen 3 | 低 | インターネット閲覧、メール、文書作成などの軽い作業 |
Ryzen 5 | 中 | 日常的な作業、軽いゲーム |
Ryzen 7 | 高 | 高負荷な作業、動画編集、ゲーム |
Ryzen 9 | 非常に高 | プロフェッショナルな作業、高度なゲーム |
Ryzen Threadripper | 最高 | 最先端の処理能力を必要とする作業、ヘビーなゲーム |
メモリ(RAM)の選び方
- 最低でも16GBを選びましょう(Windows 11の快適な動作には16GB推奨)
- 動画編集やゲームなら32GB(複数のアプリを同時起動する場合も)
- プロ向けの作業なら64GB
なぜ16GBが最低ラインなのか:
- ChromeやEdgeなどのブラウザは複数タブを開くだけでメモリを大量に使用します
- Windows自体の動作にもメモリを使います
- 今後のアプリやOSのアップデートでさらにメモリ消費が増える傾向にあります
ストレージの選び方
- 必ずSSDを選びましょう
- 256GBが標準的な容量です
- データが多い方は512GB以上がおすすめ
ストレージの種類 | 容量 | 備考 |
---|---|---|
SSD | 256GB | OSやアプリケーションの起動に最適 |
SSD | 512GB | 写真や動画の保存にも十分な容量 |
SSD | 1TB | 大容量のゲームや動画編集にも対応 |
STEP6:サポート体制を確認する
パソコンは長く使う商品です。だからこそ、故障時のサポートは重要なポイントとなります。
確認しておきたいサポート内容
- 保証期間はどのくらいあるか
- 電話サポートは利用できるか
- 修理の受付方法はどうなっているか
- メーカーの評判はどうか
STEP7:購入後のチェックを忘れずに
届いたパソコンは、24時間以内に基本的な動作確認をしましょう。
到着後24時間以内にチェック
- 電源が正常に入るか確認します
- インターネットに接続できるか試します
- 音声は正常に出るか確かめます
- 内蔵カメラは機能するか試してみます
もし少しでも気になる点があれば、すぐにメーカーや販売店に連絡することが大切です。
まとめ
パソコン選びは確かに難しいものです。でも、この記事で紹介した手順を意識すれば、必ず失敗のない選択ができます。焦らず、じっくりと検討を重ねてください。きっと、あなたにぴったりのパソコンが見つかるはずです。
パソコン選びは人生の大きな買い物の一つです。「安かったから」という理由だけで選んだパソコンに、後から後悔することも多いんです。
この記事を参考に、あなたの生活をより便利で楽しいものにしてくれるパソコンとの出会いがありますように!